デジタルトランスフォーメーション(DX)とは?わかりやすく解説 - Japan

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by Maho Yoshinaga

デジタルトランスフォーメーション(DX)とは?わかりやすく解説

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デジタルトランスフォーメーション(DX)の定義は様々ですが、簡潔に表すと「デジタルテクノロジーを用い、新たな価値を創造すること」です。多くの企業で、DXへの取り組みが活発化しているものの、実際にはDX戦略やビジョンの策定に苦労しています。

本記事では、そんなDXへの取り組みが活発化した背景やDX成功への鍵、適した企業文化について、わかりやすくまとめて紹介します。最近良く耳にするものの、「デジタルトランスフォーメーション(DX)」がイマイチ何かよく分からないという方は必読です。

以下のような方にオススメの記事です。


  • DXについて興味がある
  • DXが何かよくわからない
  • 会社でDXを検討している
  • DXを成功させる方法を知りたい

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デジタルトランスフォーメーション(DX)の定義


デジタルトランスフォーメーション(DX)の定義は様々ありますが、簡潔に「デジタルテクノロジーを用い、新たな価値を創造すること」と言うことができるでしょう。多くの企業でDXへの取り組みが活発化[1]しているものの、実際にはDXの戦略やビジョンの策定に苦労しています。しかしながら、DXが上手く行けば、UberやAirbnb、メルカリのように競争優位性を得ることができるため[2][3]、DXについて理解し、しっかりとしたい戦略を立て、実行することは重要だと言うことができます。

テクノロジーの進化が生み出す、顧客の時代


DXを成功させるためには、ただ単に新しいテクノロジーを導入するだけでは上手く行きません。IT関連調査会社の米フォレスター社によると、この5年におけるテクノロジーの進化は、“顧客の時代(Age of the Customer)”を生み出し、顧客は様々な形で企業と接点を持つようになった上、一貫したビジネス・サービス体験を期待するようになりました[4]。


こういったニーズの変化を背景に、新しいテクノロジーを利用し、組織全体の変革を実現して「特別な顧客体験」を提供することが、デジタルビジネスの差別化を実現する上で重要となってきています。デジタルトランスフォーメーションの重要性が唄われるようになってきた理由にもおなじことが言えるでしょう。

デジタルトランスフォーメーション成功への6つの柱


世界的な経済誌フォーブスによると、企業がデジタルトランスフォーメーションを成功に導くためは、最新のテクノロジーを導入するだけなく、次の6つの柱を理解し、DXを推進する必要があるとされています。[5]。

  1. エクスペリエンス
  2. 人々
  3. 変化
  4. イノベーション
  5. リーダーシップ
  6. 文化

1. エクスペリエンス

昨今よく耳にするカスタマーエクスペリエンス(CX)だけでなく、従業員エクスペリエンス(Employee Experience = EX)も大切な要素です。CXの大切さについては、ディズニーやアップル、スターバックスといった、顧客にユニークな価値を提供し、深い関係を築いて成功を収めている企業を見れば一目瞭然かと思います。

しかし、顧客にサービスを提供する従業員の満足度が低いと、イノベーションが起きにくくなり、顧客にとって価値のある製品やサービスを創造・提供することも難しくなるでしょう。そのため、企業はCXだけでなく、EXの向上にも力を入れる必要があります。

2. 人材

人材はDXを成功に導くために一番重要な要素かもしれません。最適な人材がいない、または従業員のことを軽視している企業では、DXは上手くいかないでしょう。AIや機械学習など人の代わりをする様々テクノロジーも開発され、実際に利用されていますが、アイデアやユニークなサービスなどは人によって生み出されるため、高いソフトスキルを持った人材の育成や雇用は重要といえるでしょう。

3. 変化

企業が変わらずして、DXは上手くいきません。日本企業は変化を恐れ、新たなことにチャレンジすることを躊躇する傾向にありますが[6]、経営層が企業を変えるという強い意志を持ち、行動に移さない限り、新しいテクノロジーを導入しても宝の持ち腐れとなってしまいます。

4. イノベーション

イノベーションには、破壊的イノベーションと持続的イノベーションの2つがありますが、その種類に関わらず、イノベーティブ思考を持っていることがDXの鍵となります。イノベーションが起きやすい環境とは、従業員間のコミュニケーションが取りやすく活発で、風通しが良く、生産性の高い職場とされています。[7]。そのため、1〜3の3つの要素が、イノベーションの起きやすさを決める重要な指標になるでしょう。

5. リーダーシップ

フォーブスによると、企業のCEOが関与していないIT戦略のほとんどが失敗に終わっています[8]。このことから、企業のトップがリーダーシップを執りDXのプロジェクトを進めない限り、DXを成功へ導くことは非常に困難となります。

6. 文化

ここまでご紹介した5つの柱は、「文化」という言葉にひとくくりにすることができます。例えば「DX成功のためにはどのテクノロジーに投資すればいいのか」という質問に対して、答えは「企業文化」から始まるでしょう。企業に優れた人材がいて、リーダーシップもあり、イノベーションや変化に対して寛容な企業文化であれば、おのずと良質なCXやEXも提供できるようになるため、DXが成功する可能性が高くなります。

DXをすすめる上で役立つデジタル基盤

DXを成功へ導くための6つの柱を紹介しましたが、実際多くの日本企業が抱え、DX戦略やビジョンの策定に苦戦している中、弊社は長年に渡り、様々な企業のDXを支援しております。弊社製品 Liferay DXP (デジタルエクスペリエンスプラットフォーム)は、企業がDXをすすめる上で重要となる『変化』に、素早く対応できるデジタル基盤を提供します。

紙ベースの作業からデジタルワークプレイスへとイントラネット変革を実現したラグジュアリーブランドコーチ(COACH)や、散在する様々なアプリケーションを一つのプラットフォームにまとめ、カスタマージャーニーに合わせて最適なカスタマーサービスを提供するエアバスなど、世界有数の企業様に導入いただいています。

Liferay DXPの詳細はこちら、導入事例一覧はこちらよりご覧頂けます。

参照文献

[1] ZDNet Japan, ”デジタルトランスフォーメーションとは何をすることなのか” https://japan.zdnet.com/article/35135673/ 
[2] 経済産業省, “デジタルトランスフォーメーションに向けた課題の検討” https://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/digital_transformation/pdf/001_haifu.pdf 
[3] Finch, “デジタルトランスフォーメーション(DX)が既存市場と社会に影響を及ぼす3つの事例” https://www.finchjapan.co.jp/3930/ 
[4] Forrester, “What We Believe” https://go.forrester.com/age-of-the-customer/ 
[5] Forbes, “Understanding The Six Pillars Of Digital Transformation Beyond Tech” https://www.forbes.com/sites/danielnewman/2018/05/21/understanding-the-six-pillars-of-digital-transformation-beyond-tech/#201e66e03f3b 
[6] HIP, ”なぜ、日本企業では「デザイン思考」が進行しない?東大 x RCAの教授が語る” https://hiptokyo.jp/hiptalk/rca-iis/2 
[7] Forbes, “How Offices Are Innovating To Improve Our Happiness, Productivity And Well Being” https://www.forbes.com/sites/andrealoubier/2017/10/30/how-offices-are-innovating-to-improve-our-happiness-productivity-and-well-being/#215ec2a26ad1  
[8] Forbes, “Three Reasons Why CEOs Need To Be More Vested In Digital Transformation” https://www.forbes.com/sites/forbesinsights/2017/01/22/three-reasons-why-ceos-need-to-be-more-vested-in-digital-transformation/#31feccbd4a40
[9] Impress Business Media, ”日本はデジタルシフトが遅れてる?デジタル化の阻害要因上位は「予算」「リソース」「組織内のスキル」「ノウハウ」「戦略とビジョン」の不足” https://netshop.impress.co.jp/node/6189 

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