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ライフレイ、Liferay DXPの最新バージョン7.3の日本国内での提供を発表

コンテンツ作成と管理の拡張を可能にする新機能を備えたLiferay DXP 7.3の提供を開始します。

大企業向けポータル製品を提供する日本ライフレイ株式会社(本社:米国カルフォルニア州ロサンゼルス)は、Liferay DXPの最新バージョンである7.3の日本国内での提供を、11月15日(月)に開始すると発表しました。


Liferay DXP 7.3では、ビジネスユーザーが直接デジタルエクスペリエンスを作成、測定、監査できる機能を強化しているため、より少ない労力でより多くのことが行え、これまで以上に迅速にデジタルソリューションを展開、修正できるようになります。

ライフレイのグローバルプロダクトマネジメント担当バイスプレジデントであるエド・チャン氏は 「パートナーやディーラー向けポータル、社内ポータル、セルフサービスカスタマーポータルなどの複雑なB2BやB2E、長期的なB2Cにおけるユーザーのニーズに応えてきたことがライフレイの大きな強みです。コンテンツ作成プロセスのスピード向上、エクスペリエンス管理の改善や業務のデジタル化をサポートするLiferay DXP 7.3におけるイノベーションにより、ライフレイのこれまでの強みがITとビジネスユーザー双方のメリットへと拡大しています。」と述べています。

ライフレイは、単一の柔軟なプラットフォームで複数のビジネス目標をサポートできるという点で、DXPベンダーの中でも一線を画しています。例として、社内ポータルによる従業員の生産性向上、デジタルコマースソリューションによるオンラインB2B収益の増加、セルフサービスポータルによる顧客サポートコストの削減、強固な統合ケイパビリティによる様々なシステムの統合などが挙げられます。

 

【最新バージョンの主な特徴】

• コンテンツパフォーマンス分析

コンテンツ制作者は、コンテンツのパフォーマンスを理解する必要がある一方で、既存のアナリティクスツールは、多くの場合、訪問メトリクスのみに焦点を当てています。これとは対照的に、Liferay DXP 7.3では、コンテンツ制作者は、関連するページやアセットに従って、直接コンテンツ全体を読み終えた訪問者数に関するメトリクスを閲覧することができます。また、コンテンツ制作者は、総閲覧数、検索エンジンのトラフィック量、キーワードレポートなど、これまでのメトリクスにもアクセスすることができます。さらに、Liferay DXP 7.3には、コンテンツ制作者や管理者が、カテゴリ、タグ、アセットのサブタイプなどの指定された特性に基づいて、保有するアセットをグラフィカルに表示することができる新しいコンテンツダッシュボードが提供されています。これにより、コンテンツマネージャーは、コンテンツのどこにギャップがあるかを迅速に把握し、それに応じて戦略を変更することができます。

• コンテンツ作成のスリム化

Liferay DXP 7.3では、マスターページツールが導入され、視覚的な一貫性を実現し、サイト内のすべてのページでブランディングガイドラインが侵害されないようにします。管理者の許可を得れば、ビジネスユーザーはマスターページを作成し、ヘッダー、フッター、会社のロゴなどの共通要素をページ間で指定できます。マスターページは、ドラッグアンドドロップのウィジェットやコンポーネントを使用して作成することができ、変更は指定されたすべてのページに自動的に適用されます。Liferay DXP 7.3では、編集中に実行されたすべてのアクションを表示できるパネルも用意されており、ボタンを押すだけでアクションを元に戻したり、やり直したりできる機能も追加されています。

• アプリケーション ビルダー

Liferay DXP 7.3では、ライフレイのデータエンジンで裏打ちされたビジネスアプリケーションを構築するための新しいローコード機能を提供します。ビジネスユーザーは、直感的なGUIによりフォームやテーブルビューの定義やワークフローの活用を行い、ビジネスプロセスのデジタル化と自動化を目的としたアプリケーションを構築することができます。アプリケーションはスタンドアロンで展開することも、ウィジェットとしてページに追加することも、製品メニューから追加することも可能です。

• APIエクスプローラー

強力で、柔軟性の高いAPIはLiferay DXPの強みです。Liferay DXP 7.3のリリースに伴い、開発者は新しいAPIエクスプローラーアプリケーションにアクセスし、利用可能なAPIやAPIドキュメントを簡単に監視できるようになります。APIエクスプローラーでは、開発中にアプリケーションをテストするためのクエリを実行し、利用可能な全てのRESTアプリケーションとエンドポイントを探索することができます。さらに、APIエクスプローラーにはGraphQLクライアントが付属しており、アプリケーションに組み込む前にクエリを定義してテストすることができるため、開発の期間が短縮されます。

• アプリケーションのセキュリティと多要素認証

Liferay DXP 7.3には、アプリケーションのセキュリティとコンプライアンスに関する組織的要件を満たすために設計された新機能が搭載されています。サイト管理者が多要素認証を有効にすることで、ユーザーはログイン名とパスワード以外にも、本人確認のための追加チェックを求められます。開発者は、提供されるAPIを使用して、カスタム認証要素を追加作成することもできます。カスタム認証要素を作成すると、サイト管理者が展開できるよう認証設定リストに表示されます。


Liferayについて:

Liferayは、Web、モバイル、その他あらゆるデバイスを通したデジタルエクスペリエンスを創造するソフトウェアを提供しています。Liferayのプラットフォームはオープンソースがもたらす革新性と合わせ、高い信頼性とセキュリティを兼ね備えています。我々は、ビジネスとテクノロジーによって、世界に優れた足跡を残すことを目指し日々活動しています。Liferayは、金融サービス、医療、政府機関、保険、小売、製造業および、その他の複数の業界で何百もの組織に導入されています。詳細はhttp://www.liferay.co.jpをご覧ください。

本リリースに関するお問い合わせ

日本ライフレイ株式会社 マーケティングチーム