テンプル大学:学生・教職員・卒業生など、8万人以上のユーザー向けに統合プラットフォームを構築
世界的な名門校であるテンプル大学では、Liferay DXPを活用して大学ポータルを構築。このポータルは、あらゆる重要なアプリケーションやリソースへアクセスするための中心的なハブとなっています。
8万人以上
ユーザー数
200以上
統合アプリケーション
8か月
導入までの期間
ニーズごとにバラバラのシステムを導入する必要はありませんでした。様々なユースケースに単一プラットフォームで対応できるのがLiferayだったのです
テンプル大学 UXディレクター
アベイ・ジョン氏
主なポイント
- ユーザーエクスペリエンスの一元化
ユーザーを1つのシステムへ誘導することで、コミュニケーションを円滑にし業務効率を向上。
- 開発チームの工数削減
Liferayプラットフォームを活用することで、開発チームは認証・認可機能を再構築したりアプリケーションサーバーを立ち上げる必要なく、カスタムアプリケーションを迅速に構築可能に。
- あらゆるターゲット層のニーズに対応
学生、卒業生、教職員それぞれのユーザーに最適化された関連性の高いコンテンツを提供することで、各ユーザーが自分の時間を最大限に有効活用できるようサポート。
サマリー
- 創立140年の歴史を誇り、ペンシルベニア州フィラデルフィアに本校を置く
- 国際的な評価を得ているトップクラスの研究機関
- 3万人以上の学部生、大学院生、専門職学生が在籍
- 日本にもキャンパスあり
Liferayの様々な機能を見てみよう
課題
テンプル大学は、大規模かつ多様なコミュニティに対応するため、デジタルソリューションにおいても、同校の教育プログラムと同等の最高水準の品質を求めていました。
そのため、同校のITチームは、複数ある旧システムをリプレースすべく、次の要件を満たす単一のプラットフォームへの移行に着手しました。
- シームレスなユーザーエクスペリエンスの実現
異なるログインが必要なシステム間をユーザーが行き来する状況を解消したい
- リソースとアプリの検索性の向上
学生、教職員、卒業生全員が日常的に利用するシステムであるため、優れた統合検索エクスペリエンスの構築がきわめて重要だった
- スムーズなカスタムアプリ開発の実現
機能性とカスタマイズ性を兼ね備えた強力かつ柔軟なプラットフォームが必要だった
実装
テンプル大学は長年、ERPシステムに付属するポータルソリューションを利用していました。しかし、その既存システムの将来性が不透明だったため、既に前システムでLiferayを活用していた経験から、Liferay DXPへの移行を決定しました。
Liferay DXPは、システムを単一プラットフォームに統合し、ERPシステムから大学ポータルへと拡張する仕組みを提供。
ジョン氏はまた、次のように述べています。「様々なユースケースに柔軟に対応できる単一プラットフォームの可能性。これこそが、私たちがLiferayソリューションに期待を寄せた理由です。」
開発の着手から完了まで、Liferay DXP(バージョン 7.3)の実装に要した期間は約8ヶ月。この間、Liferayのオンラインリソースセンター「Liferay Learn」が、重要な役割を果たしました。このオンラインリソースセンターを活用して、各部署の新たに加わったコンテンツ作成者は短期間でシステムに慣れることができ、開発者はLiferay DXPでスムーズに開発を開始するためのトレーニングを受講することができました。
さらに、この実装以降も、同大学のITチームは最新のLTS(長期サポート)バージョンである「Liferay DXP 2025.Q1」へのアップグレードに成功。このアップグレード後には、TAM(テクニカルアカウントマネジメント)サービスのトライアルを利用したことで、将来的により堅牢性に優れた統合検索エクスペリエンスを構築するために必要となる、詳細な知見やガイダンスを得ることができました。
導入効果
Liferayで構築した「TUportal」は、学生、教職員、卒業生が求めるあらゆるキャンパス関連サービスをワンストップで提供するポータルサイトです。テンプル大学はLiferayの権限設定とパーソナライゼーション機能を活用することで、各ユーザーが自分に最も関連性の高い情報を確実に入手できる仕組みを確立しました。
メリット:
- 開発時間の短縮:同大学は、Liferayをアプリケーションサーバーとしても活用し、独自開発した200以上の管理・学術アプリケーションをホスティング。その結果、新規アプリケーションをゼロから構築する必要がなくなり、チームはコア機能の開発に専念できるように
- 重複作業の削減:Liferayのコンテンツマネジメントシステム(CMS)機能により、構築済みの機能やアセットを複数のユースケースで再利用することで、工数削減を実現
- 優れたユーザーエクスペリエンス:シームレスなプラットフォーム上で個々のユーザーに最適な情報を提供できるように。それにより、スムーズなシステム操作が可能となり、不要なクリック数も削減
「TUportal」は、今や大学生活に欠かせないポータルとなり、追加のアプリケーションや機能が必要となった際も、Liferay DXP搭載のプラットフォームですべて完結できるようになっています。