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ライフレイ、新製品の日本国内での提供と既存製品名の変更を発表

ライフレイは、ポータル製品群 Liferay のSaaS版となる Liferay Experience Cloud の提供を2022年5月2日より開始し、それに伴い既存製品の製品名を変更します。

 


ライフレイは、これまでオンプレミスやプライベートクラウドでのポータル構築・管理を可能にする Liferay DXP (Digital Experience Platform)、そのPaaS版である Liferay DXP Cloud を提供していましたが、この度、お客様のポータル構築・運用により多くの選択肢を提供するため、SaaS版の Liferay Experience Cloud の提供を2022年5月2日より開始します。

また、この提供開始に伴い、Liferay DXP の製品名を Liferay DXP Self Hosted、Liferay DXP Cloud の製品名を Liferay Experience Cloud Self Managed に変更します。

ライフレイの創設者兼CEOであるブライアン・チャンはLiferay Experience Cloudの強みは、カスタマイズ可能なSaaSである点だと次のように述べています。


「エンタープライズ向けソフトウェアは、『ビジネスのあらゆる面でデジタル化を迅速に推進する』という顧客からのプレッシャーを常に受けてきました。多くの企業はSaaSを提供することで、顧客の要望に応えてきましたが、SaaSはカスタマイズが難しく、『企業がツールに合わせる』ことが一般的です。しかし、Liferay Experience Cloud は通常のSaaSと違い、Remote AppやLiferay Object、Formといった機能に代表される非常に柔軟なプラットフォーム上で顧客ごとにカスタマイズされたポータルソリューションを迅速に提供することができます。」

Liferay Experience Cloud は、大企業独特の要件に合わせた独自の社内外向けポータルソリューションを強力に支援します。システムのバックエンドにおいても、コネクターとクラウドネイティブAPIの厳密なインターフェース管理により、カスタムコードが疎結合に統合され、アップグレード時に障害とならないようデプロイすることができます。

 

Liferay Experience Cloud の主な特徴は以下の通りです。


単一プラットフォーム:Liferay DXPに搭載のすべての機能が利用できます。

最新の環境:自動的にアップグレードされるため、常に最新の機能を利用することができます。

柔軟性と拡張性:ローコードでのカスタムサイト・コンテンツ作成やユーザー・アカウントのカスタマイズをサポートし、コネクターやクラウドネイティブAPIによるバックエンド統合や、さらにPython、GO、Java、Javascriptを含む言語によるリモートカスタムコードのデプロイが可能です。

デザイナーフレンドリー:ユーザーインターフェースをスタイルブックを用いて指定することができるため、HTML・CSS・Javascript利用してのカスタムサイトを作成できます。

フロントエンド開発者フレンドリー:一般的なフレームワーク(React)、Backend for Frontend(GraphQL)やREST APIを利用できます。

エンタープライズ向けセキュリティ:最上位のDDoS防御とWAF機能が利用可能です。

ユーザーデータ保護規制とガバナンス:GDPRコンプライアンスや同様のデータ保護規制の実装を支援する機能を標準で備えています。

レジリエンス:障害に関するモニタリングと自動化されたディザスタリカバリプロセスにより、お客様に高い可用性を提供します。

オートスケール:使用状況の急増にも自動的に対応します。


 

Liferay Experience Platformの製品ページはこちら、そのベースとなる製品 Liferay DXP の製品ページはこちらよりご覧頂けます。

製品の選定にあたっては、お客様の要件に合ったポータル構築・運用方法をご提案しますので、ライフレイまでお問い合わせ下さい。

本リリースに関するお問い合わせ

日本ライフレイ株式会社 マーケティングチーム